2019年9月8日、ワシントンDCのFolger Theatreにて『Henry IV, Part 1』を観劇。
ヘンリー四世を中心とする公的な場面と、ハルたちの私的な場面が交互に描かれる劇ですが、小道具(もはや大道具?)の使い方が効果的だったと思います。幕開けから王がやたらと大きくて直線的な玉座に座っているなと思っていたら、次の場面ではそれを横に倒して居酒屋のテーブルとして使っていて、そういう仕掛けだったのか!と驚きました。
王が玉座に座る場面と、ハルが机に乗ったりして酒を飲む場面を交互に見ていると、そんなハルもいずれは玉座に…というところまで見たくなりました。それなので、第一部だけの上演というのは少し寂しい気もしました。
それでも、図書館併設の劇場でシェイクスピア劇を観劇できて、良い体験ができたと思います。