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Showing posts with the label Study Abroad

卒業式 / Graduation

イギリスの大学院(修士課程)を修了しました。これまで支えてくれた家族、応援してくれた友人、そしてご指導いただいた先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。 留学中は、研究活動と並行して、たくさん劇場に足を運びました。学校生活と観劇体験の両方を通して、私は舞台芸術や劇場が本当に好きなのだと改めて実感しました。帰国後は、留学で得た全ての物事を糧に、研究に励み、観劇を楽しみます。 I graduated from University of Birmingham and got my second MA degree. Thank you for everyone, especially my family, friends, and teachers. While I was in England, I frequently went to theatres, with struggling with studying for classes and researching for the dissertation. Studying at the university and experiences at theatres made me realise that I am so passionate about "theatre" as drama and other genres of performing arts, and even "theatre" as an architecture. After I go back to Japan, I will do my best for researching and will enjoy theatre-going, remembering what I have learned and experienced in England.  

卒業アルバム / Yearbook

大学からイヤーブック(卒業アルバムのようなもの)が届きました。日本のものと異なるところがあり、面白いと思ったので記事にします。 まず、郵送される時期についてです。実はまだ修士論文の成績が出ておらず、修了できるかも分からないのに、イヤーブックが届き、早いなと思いました。日本では、卒業式の日に渡されるか、卒業式後に郵送されるか、どちらにしても卒業が決まってからです。 次に、掲載される写真についてです。私が今通っている大学に限った話かもしれませんが、載せてほしい顔写真を学生自身がアップロードするというやり方でした。それなので、証明写真を載せた学生から、普段の自然な写真を載せた学生、アプリを使った自撮りを載せた学生までいて、写真に統一感はありませんでした。日本では、小中高大いずれにしても、学校にカメラマンの人が来て撮影が行われるので、統一感があると思います。 写真とプロフィール(専攻や在籍年度、国籍など)の他に、"my philosophy"を書く欄もありました。人生観を表す名言のようなものですね。日本ではそれを問われることがなかなかないので、何を書こうか迷いました。人生観を問われるとは、西洋の大学らしいなと思いました。 I received a yearbook from the university that I attend. It was slightly different from Japanese one, so I wrote this post. First, when it is published is strange for me. Actually, I haven't received the result of my dissertation yet and I don't know if I can graduate. It's so early to receive a yearbook. In Japan, we receive it on the day of the graduation, or it is posted after the day of the ceremony. Next, the selection of students' photos is interest...

イギリスでの学会発表 / A conference in England

イギリスでの学会発表が無事に終わりました。足を運んでくださった皆さま、オンラインで聞きに来てくださった方々、ありがとうございました。研究成果は今後のResearch / Activityの欄に譲るとして、ここではイギリスと日本の学会発表の違いについてまとめたいと思います。イギリスでの学会発表に参加するのは初めてだったので、新たな発見がありました。 まず、発表者でスーツを着ている人はほとんどいないということです。少しフォーマルな私服を着ている人がほとんどでした。日本では、スーツ姿で発表に臨む人がほとんどなので、違いとして挙げられると思います。 次に、ハンドアウトの配布がないということです。日本では(近年は感染症対策の影響で配布があるのか分かりませんが)少なくとも数年前まではハンドアウトの配布が当たり前でした。スライドの内容や文献からの引用をまとめたものを配るのが当然だと思っていたので、イギリスではそれがないことに驚きました。 また、パワーポイントの最初や最後のスライドに連絡先を書きますが、イギリスの学会では、メールアドレスとともにTwitterのアカウントを書いている人が多く、驚きました。イギリスではTwitterをアカデミックな目的で利用する研究者が多くいると聞きました。日本では、Twitterはより私的なものとして普及しているので、その違いが興味深いと思いました。 最後に、イギリスの学会というより今回の学会に限った話かもしれませんが、学会最終日の夜にパーティーがありました。"Party"といっても懇親会のようなものかなと思っていたら、音楽ありダンスありクイズ大会ありの、文字通り「パーティー」でした。日本ではなかなかできない体験ができて楽しかったです。 I had a presentation at a conference in England. Thank you for everyone who attended either onsite or online. It was my first time to attend a conference in England, and I found differences between English ones and Japanese ones, so I write about them...

カフェで勉強 / Studying at a café

友人とカフェで勉強しました。閉店時間まで約6時間、一緒に頑張りました。日本では、カフェで勉強や仕事などの作業をしている人をよく見かけますが、イギリスのカフェではなかなかそのような光景を見ません。カフェで作業をしたのが久しぶりだと思ったので、イギリスのカフェ事情について記事にしたいと思います。 地域差があると思いますが、私の見る限り、スターバックスやコスタコーヒーでは作業をしにくい雰囲気です。カフェ・ネロでは作業をしている人をちらほら見かける印象。今回友人と訪れたカフェは、個人経営の小さなカフェでした。そのようなお店では作業がしやすいと思います。 本来は飲み物や食事を楽しむところなので、作業のしにくいカフェに文句を言ってはいけませんが、友人に誘われた時や一人で外出中に少し時間が空いた時のために、作業のしやすいお店を知っておくと役に立つかもしれません。 私は普段、自室や学校の図書館で勉強していますが、たまには友人とカフェで一緒に頑張るのもいいなと思いました。 I studied at a café with a friend of mine. We studied almost six hours until the café closed. In Japan, it is common to study or work at a café, but I feel it is not that common in England. The difference is interesting, so I write about working at a café in England. As far as I know, Starbucks and Costa Coffee don't have an atmosphere for working. In Caffè Nero, I find a few people studying or working. This time, we went to a private, small café. I think such cafés tend to have an atmosphere for working. Café is a place to enjoy something to drink and mea...

課題へのフィードバック / Feedback on an essay assignment

3週間ほど前、入学して最初の課題(エッセイ)を提出しました。緊張した!でも無事に終わってほっと一息!と思っていたのですが、先日フィードバックが届き、再びドキドキすることに…。 先生からのフィードバックは厳しくも正しいもので、次のエッセイをより良く書くにはどこを改善できるか、的確なコメントをいただきました。採点の基準も事前に発表されていたので、そういったところがしっかりしているイギリスの大学院は良いなと思いました。 On the other day, I received tutor's feedback on my first essay assignment. At first I was nervous, thinking "what if they're too strict to me?", but I found their advice really useful. Also, the university's marking criteria was (more) clear (than that of Japan), which I think is fair and good.

Guy Fawkes Day

昨夜、突然花火が上がり驚きました。そこで思い出したのが、昨夜は11月5日、「ガイ・フォークス・デー」の花火だったのです! イギリスでは、11月5日は「ガイ・フォークス・デー」と呼ばれています。1605年11月5日、ジェイムズ一世暗殺のため議会を爆破しようという陰謀がありました。事前に発覚し事件は未然に防ぐことができ、この出来事は「火薬陰謀事件」と呼ばれています。11月5日はその首謀者の一人、ガイ・フォークスに由来する記念日です。王の命が助かったことを祝い、各地で花火を上げたり、火を焚いたり、ガイ・フォークスの人形を燃やしたりするそうです。ストラットフォード・アポン・エイヴォンのような小さな街でも、盛大に花火が上がっていました。知識としては知っていたけれど、いざ花火が上がってみるとびっくりしました。イギリスの花火は迫力がすごいです。(動画は音量に注意です。あと、窓越しに撮ったので、窓の汚れが見えてしまいますが、すみません。) 実はこの事件、シェイクスピア作品と関係があるんです。捕らえられたうちの一人、ヘンリー・ガーネットという人物が、裁判で二枚舌を使い(あいまいな供述をし)、シェイクスピアの『マクベス』に登場する門番がそれについて言及していると言われています。 作品への関連を知ると、歴史を学ぶのも面白く思えてきます。 I saw fireworks last night. I wondered why at first but then I realised that it was a Guy Fawkes Day yesterday! On 5 November 1605, there was a plot trying to blow the Parliament and to kill King James I. It was prevented, and they celebrated that the King was safe. That is said to be the beginning of the Guy Fawkes Day. The day was named after Guy Fawkes, one of the authors of the plot.  This incident is related to Shakespea...

中庭で授業 / A module held in a courtyard

先週に引き続き、Theatre Practiceの授業を楽しんでいます。今日の授業は中庭で行われました。ウォーミングアップのゲーム、自分の呼吸を知るためのエクササイズ、シェイクスピアのソネットや芝居の一部を用いたアクティビティーなど、盛りだくさんでした。 今日の担当の先生はボイスコーチの経験がある先生でしたが、授業の目的はあくまでも、アクティビティーを通してシェイクスピア作品の理解を深めること。先生自身がそうおっしゃっていたので、ユニークな授業のある大学院だなと、そして参加できて良かったなと、つくづく思います。 Same as last week, I enjoyed a module of Theatre Practice. Today, it was held outside: with feeling the air of a courtyard, we learned our own pace of breathing and the right posture, and we exercised with Shakespeare's sonnets and lines. Again, it is not a training for actors. These activities are important for us as scholars to understand Shakespeare. I admire this idea and I'm glad to be in such an interesting module.

実演の授業を楽しんでいます! / Theatre Practice

新学期が始まって一週間、授業は難しいけれど頑張っています。そんな中で一番面白いと思ったのはTheatre Practiceという実演の授業で、シェイクスピアの台詞を声に出して読んだり、動きを含めて演技をしてみたり、という点で他の授業とは異なるものです。大学院でこのような授業があるとは…と驚きつつ、楽しんでいます。 この授業は俳優を育てるためのものではなく、実演を通してシェイクスピアの作品をより深く理解することを目的としているそうです(大学院だから当然か…)。それを知ると、大学院生として真面目に取り組まなければ、と思います。もちろん、楽しみながら! Having done my first week in this semester, I found a module "Theatre Practice" interesting. This module asks us to read Shakespeare's lines aloud and to act some scenes with physical movements. I think it's unique to have such a module in a graduate school. The aim of the module is not to train actors, but to make us understand Shakespeare's lines more deeply through reading and acting. I agree with this approach, so I will do my best and enjoy the module!