ワシントンDCにある芸術施設、The John F. Kennedy Center for the Performing Artsに行ってきました。劇場としてだけでなく、舞台芸術を広めるセンターとしても機能している施設です。劇場ツアーがあったので申し込んでみました。他の参加者はいなかったので、ガイドの方とマンツーマンで色々案内してもらいました。
Kennedy Centerという名前から公的な施設かと思い込んでいたのですが、国からの補助は受けておらず、公演の収入や寄付で運営しているとのこと。舞台芸術に興味関心を持つ観客や寄付者が多いことが伺えて、素敵だなと思いました。
劇場の構造も興味深いと思いました。空港が近いため、外の音を遮断するために工夫がされているとのこと。また、施設内の劇場同士の音も重ならないよう、劇場と劇場の間には空間を設けたり、劇場のドアを厚くしたりしているそうです。
大統領用の客席があったり、大統領の肖像画が飾ってあったりしたので、「大統領は演劇が好きなのですか?」とガイドの方に尋ねてみたら、「誰が大統領かによる」との答えでした。なるほど…と思ってしまいました。
そんなKennedy Center、今回は劇場ツアーに参加する時間しかなかったので、いつか観劇のためにまた来たいです。