2020年2月15日、シアターコクーンにて『泣くロミオと怒るジュリエット』を観劇。 シェイクスピアのロミオとジュリエットはstar-crossed loversだけれど、『泣くロミオと怒るジュリエット』は人間の愛憎に巻き込まれた悲劇という感じがしました。後半のベンヴォーリオの存在が特にそうで、彼の名前がキャストの三番目にある理由も観劇後なら分かるような気がします。 周りの観客は泣いていたように思います。その理由は人それぞれだと思いますが、私にとっては、悲恋で涙を誘うというより、人間の痛々しさを目の当たりにして泣きたくなるような作品でした。すごいものを見てしまった、と思いました。 (反射してしまった写真しかなくてごめんなさい。)