2024年1月13日、シアターシャインにて Twelfth Night を観劇(1時間45分、休憩込み)。上智大学のサークルによる英語上演でした。 最も印象的だったのは、マルヴォーリオが偽のラブレターを読む場面でした。追伸を読むあたりから、ドレスアップしたオリヴィアが登場し、原文ではマルヴォーリオが読み上げることになっている手紙の文面を、オリヴィアが言っているように演出されていました。このような変化が加えられることで、マルヴォーリオの脳内変換(実際はオリヴィアの言葉ではないのに、オリヴィアの言葉のように思い込んでいること)が表現されていたのかなと思いました。 ただ個人的には、オリヴィアが喪服を脱いでから初めて登場するのは、シザーリオの前であってほしかったなという気持ちもあり…かと言って、喪服のまま登場しても、偽のラブレターという面白い場面が暗くなってしまうとも思いました。勝手に演出家のような気分になって考えながら観てしまいました。 On 13 January 2024, I saw and heard Twelfth Night by William Shakespeare at Theater Shine in Tokyo. It was performed in English by students at Sophia University. The most impressive scene for me was act 2, scene 5, when Malvolio is tricked by a letter written by Maria. As he started reading a postscript, Olivia in a beautiful dress, instead of mourning clothes, appeared. Then she spoke what were written in the letter as if they had been her words, while they are read aloud by Malvolio in Shakespeare's original. This change made Malvolio's misunderstanding and va...