2019年8月29日、シドニーのRoslyn Packer Theatreにて『Avalanche: A Love Story』を観劇。
初演の新作、今日が初日で、英語だから予習したいけれどウェブサイトであらすじを見るくらいしかできないかな、と思っていた作品です。行ってみたら、まさかの一人芝居でした!子役が二人登場しましたが、対話はなかったので、ほぼ一人芝居です。独白の台詞を聞き逃したら話についていけなくなってしまう、と焦ったのですが、実際は何とかなりました。一人芝居だけれど独りよがりにはならない、俳優の技量によって伝わったのかなと思います。90分間台詞を言い続けた主演のMaxine Peake氏、素晴らしかったです。
この作品はIVFがテーマのものだったので、観客の性別や年齢によって理解も好みも変わると思います。私も40歳くらいになってもう一度観たらまた違った感想を持つのかもしれません。
今の時点で、個人的に気に入った点は、舞台セットと演出でした。シンプルな白いセットがきれいで、それが崩れ落ちるシーンはまさにAvalancheを象徴しているようで良いと思いました。
初演の初日を目撃することができて嬉しいなと勝手ながら思っています。