昨夜、突然花火が上がり驚きました。そこで思い出したのが、昨夜は11月5日、「ガイ・フォークス・デー」の花火だったのです!
イギリスでは、11月5日は「ガイ・フォークス・デー」と呼ばれています。1605年11月5日、ジェイムズ一世暗殺のため議会を爆破しようという陰謀がありました。事前に発覚し事件は未然に防ぐことができ、この出来事は「火薬陰謀事件」と呼ばれています。11月5日はその首謀者の一人、ガイ・フォークスに由来する記念日です。王の命が助かったことを祝い、各地で花火を上げたり、火を焚いたり、ガイ・フォークスの人形を燃やしたりするそうです。ストラットフォード・アポン・エイヴォンのような小さな街でも、盛大に花火が上がっていました。知識としては知っていたけれど、いざ花火が上がってみるとびっくりしました。イギリスの花火は迫力がすごいです。(動画は音量に注意です。あと、窓越しに撮ったので、窓の汚れが見えてしまいますが、すみません。)
実はこの事件、シェイクスピア作品と関係があるんです。捕らえられたうちの一人、ヘンリー・ガーネットという人物が、裁判で二枚舌を使い(あいまいな供述をし)、シェイクスピアの『マクベス』に登場する門番がそれについて言及していると言われています。
作品への関連を知ると、歴史を学ぶのも面白く思えてきます。
I saw fireworks last night. I wondered why at first but then I realised that it was a Guy Fawkes Day yesterday!
On 5 November 1605, there was a plot trying to blow the Parliament and to kill King James I. It was prevented, and they celebrated that the King was safe. That is said to be the beginning of the Guy Fawkes Day. The day was named after Guy Fawkes, one of the authors of the plot.
This incident is related to Shakespeare's works. Henry Garent, who also attempted to do this plot, spoke equivocally in the trial. His equivocation is mentioned in the porter's scene in Macbeth. (Caution: the short video below might be too loud.)