Skip to main content

留学中のトラブル 電車のダイヤ編 / Cancelled trains (again!)

先日、ロンドンから長距離列車に乗ろうとした際、ダイヤの乱れに巻き込まれてしまいました。私が予約していた列車には問題がなかったのに、一本前の列車が運行中止になったせいで、私の乗ろうとしていた列車が満員になり、席の予約をしていたにも関わらず乗せてもらえなくなってしまいました。慣れない海外では何があるか分からないので、早めにホームへ行けば良かったなと後悔しました。(学びました!)
列に並んで待っていれば次の列車に乗せてもらえるとのことで、一時間ほど立って待つことに。しかし、予定を変更しての乗車なので「本当に目的地に着くのかな?」「違う行き先のものに乗っていないよね?」と不安だらけ。そんな時、周りを見渡すと、多くの人が電話をしていました。おそらく家族や友人にだと思いますが、到着が遅くなると伝えたり、ダイヤの乱れについて文句を言ったりしていました。そういった人たちの会話を聞いていると、大抵、目的地が話題に出ます。聞き耳を立てるのは行儀良くないですが、周りの人たちの会話から、自分が正しい列に並んでいる、正しい目的地への列車に乗っている、ということが分かり安心しました。
トラブルは出来れば避けたいですが、巻き込まれてしまった時には落ち着いて、次の行動を考えるのが良さそうです。

On the other day, I got into trouble when I intended to take a train from London. The train I booked had no problem, but the previous train had been cancelled. Then my train became full and I was rejected to board even though I booked a seat! So I had to wait for the following train in queue for about one hour. 
I got nervous thinking "Am I in the right queue?" and "Am I on the right train?" When I looked around, almost everyone was talking over the phone, saying they would be late or complaining about the situation. I heard they told their destination, and I knew I was in the right queue and on the right train.
We don't like troubles, but when in trouble, it's important to be calm and think what to do next.

Popular posts from this blog

嵐 THE TEMPEST@俳優座劇場

2025年4月19日、俳優座劇場にて『嵐 THE TEMPEST』を観劇(3時間5分、休憩込み、カーテンコール込み)。4月末で閉館する俳優座劇場の最後の公演ということで、「さようなら俳優座劇場」として上演されていました。10日間の上演期間のうち、千穐楽公演を観に行きました。 むき出しの舞台と簡素な舞台装置が印象的でした。大掛かりな舞台装置や豪華な演出に頼らず、役者の力で上演を届けるという姿勢が見られました。今回の上演では、新訳が使われていたのですが、プロスペローは「演出」「筋書き」といった表現をよく使っていました。他の訳でもそうであるのかはこれから確認したいと思いますが、このような言葉の選択は、演出家のようにも役者のようにも振る舞うプロスペローの姿と、役者の力を主な要素とする今回の上演が重なるようで、演技、演出、翻訳が調和した上演だったと思います。 「赦し」は作品のテーマの一つですが、赦すという行為を単純に描くのではなく、長い苦労と恨みの期間が終りに向かっていくことを丁寧に表現した演出、演技だったと思います。その過程で、プロスペローは魔法を手放します。苦労や恨みだけでなく、魔法も含めて、終わりに向かっていく様子は、寂しさと美しさを持ち合わせたもので、俳優座劇場での上演が最後であることを思い出させるものでした。そのことを最も強く感じたのはプロスペローによるエピローグで、芝居の上演が魔法のようなものだとしたら、上演の終わり、劇場の終わり、そしてプロットとしての魔法の終わりが重なって見え、感動を誘うものでした。 俳優座劇場では、プロデュース公演としてイギリス演劇を観たり、プロデュース公演でなくてもシェイクスピア作品を観たりして、何度も通った思い出があります。最後の瞬間に立ち会えて良かったです。 On 19 April 2025, I saw and heard The Tempest  by William Shakespeare at Haiyuza Theater in Tokyo. It was the last production at the theatre, which is going to close at the end of this April. I saw the very last performance on the closing ...

イエローヘルメッツ イベントのお知らせ

シェイクスピア作品上演企画「イエローヘルメッツ」が、ゴールデンウイークにイベントを開催します!4日間×3コマで盛りだくさんです。詳細は下の画像と こちらのリンク から! 私は5月5日(月祝)11時~13時の「原文朗読会」で講師を務めます。シェイクスピアの台詞を英語で声に出して読むワークショップです。 『マクベス』と『ヘンリー四世 第1部』を題材に、韻文と散文の台詞を取り上げます。韻文と散文の違いや、英語の台詞のリズムを、一緒に体験してみましょう。 よろしくお願いいたします。

自己紹介 / Introducing myself

このブログを見てくれてありがとうございます。Rena Endoです。日本に住みながら、イギリスの大学院の博士課程(ディスタンスラーニングコース)に所属しています。 It's Rena Endo, living in Japan but attending a British university by distance learning. Research / Activity イギリス演劇を研究する大学院生・大学講師として、劇場と教室を繋ぐ存在になりたいです。その目標のための、学会発表や論文投稿、劇場でのレクチャーについて、お知らせや報告をしていきます。 I'm a PhD student studying the English drama and a Japanese theatre industry, and my ambition is to be active at a classroom and at a theatre; I encourage students to enjoy stage productions (in addition to studying by turning a page), and I give academic (but not-too-formal) lectures to theatre enthusiasts at a theatre. I write about such activities in this blog. Theatre イギリス演劇以外にも、色々なジャンルの舞台芸術を鑑賞することが好きです。観劇の感想を投稿していきます。日本語と英語の両方で書いていくので、英語圏の友人にも読んでもらえたら嬉しいです。日本にはこんな舞台作品があるんだよ!と伝えたいです。 I enjoy seeing various kinds of theatre productions. When I see a performance, I write about what I see and how I think about it. The posts are written both in Japanese and in English, so I'll be happy if English-...