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BritGrad Conference 2022で研究発表を行います / I will present at BritGrad Conference 2022

British Graduate Shakespeare Conferenceで研究発表を行います。2022年6月23日から25日にかけて行われる研究発表会で、私は25日の14時45分(イギリス時間)からのパネルで発表します。"How can we make Shakespeare more accessible in Japan?: A case study of the Shakespeare for Children Company"と題して、子供のためのシェイクスピアシリーズの『冬物語』(2018年)の上演を取り上げます。オンサイトとオンラインのハイブリッド形式で行われる研究発表会なので、日本にいる方も、ご興味があれば聞きに来ていただきたいです。参加申し込みは5月31日まで、こちらのページより登録ができます。どうぞよろしくお願いいたします。

I will present at British Graduate Shakespeare Conference, which will be held from 23 to 25 June 2022. My presentation will be included into a panel from 2:45pm (BST), 25 June. The presentation, titled "How can we make Shakespeare more accessible in Japan?: A case study of the Shakespeare for Children Company", will focus on a Japanese theatre company called Shakespeare for Children Company and their performance of The Winter's Tale (2018). The conference will be held both onsite and online, so if you are interested in you can join even if you are not in Stratford-upon-Avon. The registration for auditors is now open and will close on 31 May 2022. You can register from this page.

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イエローヘルメッツ公演のお知らせ&講演のお知らせ

シェイクスピア作品上演企画「イエローヘルメッツ」が、今年の夏も公演を行います。今年の作品は『マクベス』です。上演される機会の多い作品ですので、他の劇団や劇場で観て作品が気になったという方も、観たことがないからこそ気になるという方も、ぜひお越しください。 公演概要 イエローヘルメッツ vol. 4『マクベス』 2025年8月7日(木)~11日(月祝)@すみだパークシアター倉 詳細、チケットご購入は こちらから そして、8月7日(木)の公演終了後に行うイエローヘルメッツ解剖講座にて、今年も講師を務めます。シェイクスピアの『マクベス』の小田島雄志訳と、山崎清介さんによる『マクベス』の脚本を比較し、イエローヘルメッツがつくる「難しすぎず簡単すぎないシェイクスピア」を解説していきます。3回目(オンライン開催の回を含めれば5回目)となる講座、私も楽しみにしていますので、ご参加いただけると嬉しいです。 他にも、舞台上で素潜りシェイクスピア(ワークショップ)や、アフタートークが開催される回もあります。詳細はチラシ画像をご覧ください。 どうぞよろしくお願いいたします。

ヘンリー四世 第1部@ROCK JOINT GB

2025年5月31日、ROCK JOINT GBにて『ヘンリー四世 第1部』を観劇(85分、休憩なし)。イエローヘルメッツ番外公演として、ライブハウスで、5人の女優が、最小限の衣装と小道具で行うスタイルの上演でした。 イエローヘルメッツは昨年『リチャード二世』を上演していました。その時にボリングブルックを演じていた役者が、今回ヘンリー四世を演じていました。本で読んだ時、両作品におけるボリングブルック=ヘンリー四世は、同じ人物でありながら描写が異なるように思っていました。王としての苦労を経てきたからでしょうか。『リチャード二世』を観劇した時のボリングブルックの印象(立ち向かう側としての強さなど)と、今回のヘンリー四世の印象(王としての孤独や、やり場のなさなど)の違いが、舞台上で鮮やかに見えたので、役者の技量に感動しました。 5人で演じる歴史劇ということで、一人の役者が複数の役を担当していました。どの役者も、別の役を演じる時、表情や立ち方の変化が分かりやすかったので、衣装が変わらなくても混乱することなく楽しめました。 今回の『ヘンリー四世 第1部』だけでも良い上演だったと思いますが、『リチャード二世』も観ていた私はその時との繋がりを考えることでさらに興味深い観劇体験ができました。そうなると、『ヘンリー四世 第2部』も上演してくれたら嬉しいな、と期待してしまいます! On 31 May 2025, I saw and heard Henry IV, Part 1  by William Shakespeare at Rock Joint GB in Tokyo. It was played at a small venue, by five female actors, with simple black clothes (without changing costumes). They performed Richard II last year. The actor who played Henry Bolingbroke at that time played Henry IV this time. When I read both plays, I thought Bolingbroke and Henry IV were described diffe...

Pygmalion at The Attic Theatre

2022年7月23日、The Attic Theatreにて Pygmalion を観劇(2時間20分、休憩込み)。ミュージカル・映画 My Fair Lady の原作となった戯曲です。 日本でミュージカル版を観たことがありますが、言葉を扱う作品ということで、英語で鑑賞してみたいと思っていた作品です。イライザ役の役者が上手かったです。劇の序盤のイライザの言葉は聞き取りにくい発音でした(下町なまりということで、良い意味での聞き取りにくさです)。特訓をしている途中の発音は不自然でした(こちらも、まだ特訓中ということで良い意味での不自然さです)。劇の後半ではきれいな発音で台詞を聞かせてくれたイライザ役の役者に拍手です。 On 23 July 2022, I saw and heard Pygmalion by George Bernard Shaw at The Attic Theatre. My Fair Lady , a musical and a film are made based on this play. I had seen the musical in Japan in the Japanese language, but I had wanted to see and hear either the musical or the play in English, because its theme is language. When it comes to language, the female actor who played Eliza was great. At first, her pronunciation was hard to understand, which was good because she was a Cockney flower girl. While she practiced how to speak lady-like English, her way of speaking sounds strange, which was also good because she is in the middle of the training. In the latter half of the play, she sp...