イギリスでの学会発表が無事に終わりました。足を運んでくださった皆さま、オンラインで聞きに来てくださった方々、ありがとうございました。研究成果は今後のResearch / Activityの欄に譲るとして、ここではイギリスと日本の学会発表の違いについてまとめたいと思います。イギリスでの学会発表に参加するのは初めてだったので、新たな発見がありました。
まず、発表者でスーツを着ている人はほとんどいないということです。少しフォーマルな私服を着ている人がほとんどでした。日本では、スーツ姿で発表に臨む人がほとんどなので、違いとして挙げられると思います。
次に、ハンドアウトの配布がないということです。日本では(近年は感染症対策の影響で配布があるのか分かりませんが)少なくとも数年前まではハンドアウトの配布が当たり前でした。スライドの内容や文献からの引用をまとめたものを配るのが当然だと思っていたので、イギリスではそれがないことに驚きました。
また、パワーポイントの最初や最後のスライドに連絡先を書きますが、イギリスの学会では、メールアドレスとともにTwitterのアカウントを書いている人が多く、驚きました。イギリスではTwitterをアカデミックな目的で利用する研究者が多くいると聞きました。日本では、Twitterはより私的なものとして普及しているので、その違いが興味深いと思いました。
最後に、イギリスの学会というより今回の学会に限った話かもしれませんが、学会最終日の夜にパーティーがありました。"Party"といっても懇親会のようなものかなと思っていたら、音楽ありダンスありクイズ大会ありの、文字通り「パーティー」でした。日本ではなかなかできない体験ができて楽しかったです。
I had a presentation at a conference in England. Thank you for everyone who attended either onsite or online. It was my first time to attend a conference in England, and I found differences between English ones and Japanese ones, so I write about them in this post.
First, most of the speakers did not wear formal suites. In Japan, almost everyone wears formal suits when they have presentations.
Next, the speakers did not distribute their handouts for the presentations. In Japan, they usually do so (although I'm not sure if it's still usual during and after the pandemic).
Also, most of the speakers told their Twitter account besides their email address on their PPT slide. I heard that English scholars use Twitter for academic purpose. In Japan, Twitter is used for more personal purpose, so I was surprised.
Lastly, we had a party in the evening (actually, until midnight!) of the last day of the conference. When I heard that we would have a "party", I imagined something like a banquet for social meeting, but actually it was literally a "party" with music, dance, quiz game, and so on. It was a new experience for me and I enjoyed it a lot.