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Twelfth Night at The Dell

2022年8月13日、The DellにてTwelfth Nightを観劇(1時間15分、休憩なし)。入場無料、予約不要で誰でも気軽に観られる屋外上演シリーズの一つです。気軽に観られるといってもこの日はとても暑く、屋外劇場なので観客は少ないだろうなと想像して行ってみたら…かなりの人数がいました!日陰のシートは人でいっぱいだったので、少し離れた木の下から観劇しました。こんな日でもたくさんの観客が集まるなんて、皆さん演劇が好きなんですね。上演前に劇団の人が観客に日傘を貸し出す場面もありました。写真に写っている虹色の傘がそれです。劇団の気配りもいいなと思いました。

On 13 August 2022, I saw and heard Twelfth Night by William Shakespeare at The Dell. It was so hot on the day of the performance, so I had assumed there would be few audiences in the open air theatre. However, there were many audiences in fact. I was surprised how many audiences attended the performance on such a hot day. I couldn't find where to sit in the shade near the stage, so I was standing under a tree far from the stage. Before the performance began, the company lent umbrellas to audiences. I thought they were kind to audiences.



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ザ・シャーロック@イマーシブ・フォート東京

2025年3月5日、イマーシブ・フォート東京にて体験型演劇『ザ・シャーロック』を体験(120分、休憩込み)。従来の演劇とは異なる体験ができて面白かったです。 体験型演劇について イマーシブ・フォート東京は没入型の体験ができるパークです。3月5日現在、4つの作品が上演されていました。私が体験した『ザ・シャーロック』は、舞台上の出来事を客席から観る従来の演劇とは異なり、複数の場所で同時多発的に場面が進むものでした。どの登場人物を追っても良いので、どこを見るかによって得られる情報が異なり、それによって作品に対する感想も一人一人異なるだろうという点が興味深かったです。 作品について 『ザ・シャーロック』は19世紀ロンドンのベイカーストリートが舞台で、シャーロック・ホームズやワトソン、モリアーティ教授などが登場します。ホームズファンには嬉しいものだと思います。また、イギリスが好きという人も楽しめるものだったと思います。というのは、登場人物の衣装や、部屋や街並みのセットが上手く再現されていたと思ったからです。本当に当時のロンドンに紛れ込み、ホームズたちを間近で見ているような気分になりました。 上演後、友人(一緒に行ったけれど上演中は別行動だった友人)と考察し合うのも楽しかったです。異なる場所で異なる場面が展開される今回の作品においては、自分の見たものが絶対的な正解ではなく、作品の一部に過ぎませんし、真犯人による見せかけである可能性もあります。そのような上演の仕方は、ミステリーと相性が良いと思いました。被害者側の場面を中心に目撃した友人と、ホームズを中心に追っていた私が感想を話し合った時、見てきた出来事のタイムラインが異なり、別の作品のようで驚きました。それでも、少しずつ重なる情報もあったので、相手の話を聞いているうちに「(自分が見た時は)この台詞の意味だけ理解できなかった…」と思っていたところに対してパズルのピースが埋まっていくようで気持ちが良かったです。終演時にドリンクチケットをもらい、引き換えた飲み物を片手にパーク内のレストランで話すという、素敵な時間でした。従来の演劇でも、観劇後にカフェなどに立ち寄って感想を話すことがあります。演劇はコミュニケーションのきっかけになると思います。 没入について 19世紀のロンドンに紛れ込んで、ホームズたちの周りで起きる出来事を目撃したよう...

Liverpool

リバプールを旅行しました。写真を中心にお届けします。 港町の雰囲気を楽しみました ビートルズで有名なキャバーン・クラブ キャバーン・クラブがあるマシュー・ストリート ビートルズのメンバーの像 リバプール博物館 テート・リバプールは横浜の赤レンガ倉庫のような雰囲気でした リバプール大聖堂 シェイクスピア・ノース・プレイハウス ここで観たイベントについては こちらの記事 に書きました ウォーカー・アート・ギャラリーにはリチャード三世を演じる ギャリックの有名な絵がありました I visited Liverpool. I took photos of the Cavern Club, Mathew Street, and the statues of the members of The Beatles. I also visited Tate Liverpool, Liverpool Cathedral, and Walker Art Gallery, where I saw the famous David Garrick as Richard III by William Hogarth.  My first purpose of visiting Liverpool this time was to experience Shakespeare North Playhouse, which I found a wonderful venue. As for the event at the playhouse that I attended, you can read the post from this link .

ジョン王@Bunkamura シアターコクーン

2022年12月27日、Bunkamura シアターコクーンにて『ジョン王』を観劇(3時間、休憩込み)。以下、ネタバレ注意です。 皇太后エリナー、コンスタンス、ブランシュが印象的でした。これらの役について、オールメールキャストでの歴史劇という共通点のためか、2017年にシルヴィウ・プルカレーテ演出でほぼオールメールで上演された『リチャード三世』を思い出しました。 エリナーとコンスタンスの強くて脆いところは、『リチャード三世』のマーガレットと似ていると思いました(強くて脆い、というのが最適な表現なのかは分かりませんが、ジョンを王とするエリナーと、アーサーの王権を主張するコンスタンスが罵り合う場面は強く、彼女たちが戦争に巻き込まれて動揺したり狂ったりする場面は痛切なものだと思ったので、「強くて脆い」と書きました)。また、ブランシュは『リチャード三世』のアンと似ているところがあると思いました。 『ジョン王』は二つの歴史劇四部作に属さず、史実では時間的な隔たりがありますが、似ている点を見つけることができて興味深かったです。 (Caution: contains a spoiler.) On 27 November 2022, I saw and heard King John by William Shakespeare at Bunkamura Theatre Cocoon in Tokyo. Female roles such as Queen Elinor, Constance and Blanch were impressive for me. They reminded me of Richard III , directed by Silviu Purcarete, a Romanian director, in 2017. Perhaps this is because both of the productions were histories with all-male casting (that being said, Purcarete's Richard III had only one role played by a female actor). Elinor and Constance were similar to Margare...