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自己紹介 / Introducing myself

改めまして、Rena Endoです。所属が変わったので自己紹介を更新します。
「イギリスに留学中の演劇好きな大学院生」を名乗っていましたが、イギリスで修士課程を終え、帰国しました。「日本で博士課程に取り組む演劇好きな大学院生」になりました。今後は観劇の感想、美術展や旅行などの趣味について、そして研究活動の報告といった投稿が多くなると思います。日本語と英語の両方で書こうと思うので、英語圏の友人にも読んでもらえたら嬉しいです。特に観劇の感想について、日本にはこんな舞台作品があるんだよ!と伝えたいです。
留学生活と海外生活のカテゴリーは、今後は更新しなくなりますが、イギリス留学中に投稿したものは残しておきます。これから留学を考えている方や、イギリスでの生活に興味のある方は、ぜひ覗いてみてくださいね。
これからもよろしくお願いいたします。

Hello, I'm Rena Endo from Japan, who like going to theatres and major Shakespeare's plays. I was an MA student in England, but now I'm a doctoral student in Japan. Since I went back to Japan and my position changed from an MA student to a doctoral student, I rewrite this "Introducing myself" page. 
As such a postgraduate student, I will write posts for categories of "Theatre", "Interest", and "Research / Activity" in this blog from now on. The posts will be written both in Japanese and in English, so I'll be happy if English-speaking people read my blog. Especially, I'd like to tell what happens in Japanese theatre industry these days. 
I won't post to categories of "Study Abroad" and "Living Abroad" anymore since I'm in Japan now, but the past posts in these categories don't disappear. I hope those posts would be read by those who think of studying abroad in the future and those who are interested in life in England.

Popular posts from this blog

ザ・シャーロック@イマーシブ・フォート東京

2025年3月5日、イマーシブ・フォート東京にて体験型演劇『ザ・シャーロック』を体験(120分、休憩込み)。従来の演劇とは異なる体験ができて面白かったです。 体験型演劇について イマーシブ・フォート東京は没入型の体験ができるパークです。3月5日現在、4つの作品が上演されていました。私が体験した『ザ・シャーロック』は、舞台上の出来事を客席から観る従来の演劇とは異なり、複数の場所で同時多発的に場面が進むものでした。どの登場人物を追っても良いので、どこを見るかによって得られる情報が異なり、それによって作品に対する感想も一人一人異なるだろうという点が興味深かったです。 作品について 『ザ・シャーロック』は19世紀ロンドンのベイカーストリートが舞台で、シャーロック・ホームズやワトソン、モリアーティ教授などが登場します。ホームズファンには嬉しいものだと思います。また、イギリスが好きという人も楽しめるものだったと思います。というのは、登場人物の衣装や、部屋や街並みのセットが上手く再現されていたと思ったからです。本当に当時のロンドンに紛れ込み、ホームズたちを間近で見ているような気分になりました。 上演後、友人(一緒に行ったけれど上演中は別行動だった友人)と考察し合うのも楽しかったです。異なる場所で異なる場面が展開される今回の作品においては、自分の見たものが絶対的な正解ではなく、作品の一部に過ぎませんし、真犯人による見せかけである可能性もあります。そのような上演の仕方は、ミステリーと相性が良いと思いました。被害者側の場面を中心に目撃した友人と、ホームズを中心に追っていた私が感想を話し合った時、見てきた出来事のタイムラインが異なり、別の作品のようで驚きました。それでも、少しずつ重なる情報もあったので、相手の話を聞いているうちに「(自分が見た時は)この台詞の意味だけ理解できなかった…」と思っていたところに対してパズルのピースが埋まっていくようで気持ちが良かったです。終演時にドリンクチケットをもらい、引き換えた飲み物を片手にパーク内のレストランで話すという、素敵な時間でした。従来の演劇でも、観劇後にカフェなどに立ち寄って感想を話すことがあります。演劇はコミュニケーションのきっかけになると思います。 没入について 19世紀のロンドンに紛れ込んで、ホームズたちの周りで起きる出来事を目撃したよう...

Liverpool

リバプールを旅行しました。写真を中心にお届けします。 港町の雰囲気を楽しみました ビートルズで有名なキャバーン・クラブ キャバーン・クラブがあるマシュー・ストリート ビートルズのメンバーの像 リバプール博物館 テート・リバプールは横浜の赤レンガ倉庫のような雰囲気でした リバプール大聖堂 シェイクスピア・ノース・プレイハウス ここで観たイベントについては こちらの記事 に書きました ウォーカー・アート・ギャラリーにはリチャード三世を演じる ギャリックの有名な絵がありました I visited Liverpool. I took photos of the Cavern Club, Mathew Street, and the statues of the members of The Beatles. I also visited Tate Liverpool, Liverpool Cathedral, and Walker Art Gallery, where I saw the famous David Garrick as Richard III by William Hogarth.  My first purpose of visiting Liverpool this time was to experience Shakespeare North Playhouse, which I found a wonderful venue. As for the event at the playhouse that I attended, you can read the post from this link .

ジョン王@Bunkamura シアターコクーン

2022年12月27日、Bunkamura シアターコクーンにて『ジョン王』を観劇(3時間、休憩込み)。以下、ネタバレ注意です。 皇太后エリナー、コンスタンス、ブランシュが印象的でした。これらの役について、オールメールキャストでの歴史劇という共通点のためか、2017年にシルヴィウ・プルカレーテ演出でほぼオールメールで上演された『リチャード三世』を思い出しました。 エリナーとコンスタンスの強くて脆いところは、『リチャード三世』のマーガレットと似ていると思いました(強くて脆い、というのが最適な表現なのかは分かりませんが、ジョンを王とするエリナーと、アーサーの王権を主張するコンスタンスが罵り合う場面は強く、彼女たちが戦争に巻き込まれて動揺したり狂ったりする場面は痛切なものだと思ったので、「強くて脆い」と書きました)。また、ブランシュは『リチャード三世』のアンと似ているところがあると思いました。 『ジョン王』は二つの歴史劇四部作に属さず、史実では時間的な隔たりがありますが、似ている点を見つけることができて興味深かったです。 (Caution: contains a spoiler.) On 27 November 2022, I saw and heard King John by William Shakespeare at Bunkamura Theatre Cocoon in Tokyo. Female roles such as Queen Elinor, Constance and Blanch were impressive for me. They reminded me of Richard III , directed by Silviu Purcarete, a Romanian director, in 2017. Perhaps this is because both of the productions were histories with all-male casting (that being said, Purcarete's Richard III had only one role played by a female actor). Elinor and Constance were similar to Margare...