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論文が出版されました

論文"How can we make Shakespeare more accessible in Japan?"がCahiers Élisabéthains: A Journal of English Renaissance Studiesに掲載され、オンラインで出版されました。"Hot Shakespeare, Cool Japan"と題された号で、シェイクスピアと日本という大きなテーマを、翻案や受容、翻訳まで様々な視点から切り込んでいく論文が集まっているようです。
私は日本の上演企画「子供のためのシェイクスピア」に注目し、2018年に上演された『冬物語』を取り上げ、同企画がもたらすシェイクスピア劇の面白さ、分かりやすさ、アクセスのしやすさを論じています。
Sage Journalsの購読がないと論文にアクセスできないのですが、大学や図書館を通してアクセス可能な方は、ご覧いただけると嬉しいです。詳細はこちらのページからどうぞ。

My article titled "How can we make Shakespeare more accessible in Japan?" was included in Cahiers Élisabéthains: A Journal of English Renaissance Studies and published online. It is a special issue called "Hot Shakespeare, Cool Japan" and I'm proud of being part of it.
I anaysed the production of The Winter's Tale (2018) by the Shakespeare for Children Company, a Japanese theatre company, and discussed the company's enjoyability, understandability, and accessibility to Shakespeare's plays.
To access the article, you need a subscription to Sage Journals. If you have, and if you're interested in, you can find details from this link.

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2024年12月14日、彩の国さいたま芸術劇場大ホールにて『夏の夜の夢』を観劇(2時間20分、休憩込み)。 惚れ薬の魔力を解く場面が印象的でした。ライサンダーの心をヘレナからハーミアに戻すために、魔力を解く草の汁がライサンダーの目に絞られますが、今回の上演では、ディミートリアスの目にも絞られていたので驚きました。それでは二人がハーミアを取り合う状態に戻るのではないかと思いましたが、魔力が解かれた後も、ディミートリアスはヘレナを慕っていました。シェイクスピアの原文は、ディミートリアスとヘレナが結ばれるのは真実の愛ではなく惚れ薬のためではないかという疑問が残る終わり方ですが、その疑問に対する演出だったのではないかと思います。『夏の夜の夢』が始まる前の話として、ディミートリアスとヘレナは恋仲にあったので、その時点まで戻るという意味で、魔力が解かれたのではないかと想像します。 On 14 December 2024, I saw and heard A Midsummer Night's Dream by William Shakespeare at Saitama Arts Theater in Saitama. The most interesting scene was when Puck used the herb to amend the confusion among Athenian lovers. In Shakespeare's text, Puck crushes it into Lysander's eyes to make him unspelled. However, in this production, Puck used the herb for both Lysander and Demetrius. I thought that might lead them to love Hermia if both of them were unspelled, but Demetrius still loved Helena even after Puck's use of the herb. I didn't know why, but I assumed that Demetrius went bac...

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