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Showing posts from November, 2021

課題へのフィードバック / Feedback on an essay assignment

3週間ほど前、入学して最初の課題(エッセイ)を提出しました。緊張した!でも無事に終わってほっと一息!と思っていたのですが、先日フィードバックが届き、再びドキドキすることに…。 先生からのフィードバックは厳しくも正しいもので、次のエッセイをより良く書くにはどこを改善できるか、的確なコメントをいただきました。採点の基準も事前に発表されていたので、そういったところがしっかりしているイギリスの大学院は良いなと思いました。 On the other day, I received tutor's feedback on my first essay assignment. At first I was nervous, thinking "what if they're too strict to me?", but I found their advice really useful. Also, the university's marking criteria was (more) clear (than that of Japan), which I think is fair and good.

Kyoto Garden in Holland Park

ロンドンに、「京都庭園」という日本を感じられる庭園があると聞き、その庭園のあるホランド・パークへ行ってみました。一見、入口は普通の公園です。 このような公園を進んでいくと… 突然、日本庭園が! ここは日本か?と錯覚してしまうような、素敵な庭園でした。日本が少し恋しくなってしまいました…😅 I visited Holland Park, which has a Japanese garden called "Kyoto Garden". It was a beautiful garden, and I felt as if I were in Japan.

Design Museum

ロンドンにあるデザイン・ミュージアムへ行ってきました。4年前にロンドンを訪れた時、ここのお土産屋さんだけ立ち寄る時間があり、それだけでもカラフルで惹かれると思っていたので、今回ミュージアムの中も見ることが出来て良かったです。 常設展示では、「デザイナー」「ユーザー」「メーカー」と3つの視点から色々なものが展示されていました。アートとしてのデザインだけでなく、広い意味で、人が何をどのようにつくり、どのように使ってきたのかをたどる展示でした。近代以降の人々の生活をたどる展示と言えるかもしれません。 I visited the Design Museum in London. Its permanent exhibition focuses on three perspectives: designer, user, and maker. It's not only about artistic designs but also about "what people made?" "how people have used them?" "what made lives more convenient?" and so on. Then, I thought the exhibition is about people's lives after Industrial Revolution.

A Merchant Of Venice at The Playground Theatre

2021年11月13日、The Playground Theatreにて A Merchant Of Venice を観劇(2時間、休憩込み)。"The blackly comic world of a modern-day Venice"と謳われていた通り、喜劇らしさの薄くなった、現代化された劇でした。また、役者は6人のみ(役も6人のみ)という、コンパクトなものでした。客席は舞台を三方向から囲う形でつくられていて、役者と観客の距離が近い、小規模な劇場でした。 アントーニオとシャイロック アントーニオのシャイロックいじめが目立つか、シャイロックの脅威が際立つか、そのいずれかだろうと予想して行ったのですが、どちらでもありませんでした。アントーニオは財産とバッサーニオへの(友情を超えた?)愛のために憂鬱で、シャイロックは娘に逃げられたことで動揺し、二人とも暗いキャラクターとなっていました。公演プログラムに"tortured"((精神的な意味での)拷問)という表現がいくつもありましたが、それが示す通り、登場人物は誰もが何かしらの重荷を抱えている演出だと思いました。 ポーシャとバッサーニオ この二人は観客との距離が特に近い存在でした。ポーシャは、現代化バージョンということでスマホを持って登場したのですが、バッサーニオの前に来た求婚者たちについて「こんな人たちがいたの」とスマホで写真を見せながら観客に語りかけていました。バッサーニオはポーシャの絵姿を選ぶことが出来た時、それを三方向の客席に見せながら喜びを述べていました。このような形の劇場だからこそ出来た演出だったと思います。 ソラーニアとグラシアーノー ソラーニア(原作ではソラーニオ)は名前から予想していた通り、女性役者が演じ、女性の役に変更されていました。グラシアーノーは、ネリッサという相手役をカットされたことにより、彼の恋の話はなくなりました。このように変更点の多い二人ですが、劇中では語り手(見守り役?)のような役割を担っていたと思います。例えば娘に逃げられて動揺するシャイロックを笑ったり、アントーニオの船を心配したり…といった具合に、他の4人の物語を外から見ているように思えました。 このように新しい可能性を感じさせてくれる上演でした。メジャーな喜劇で何度も観ているけれど、今回の観...

Guy Fawkes Day

昨夜、突然花火が上がり驚きました。そこで思い出したのが、昨夜は11月5日、「ガイ・フォークス・デー」の花火だったのです! イギリスでは、11月5日は「ガイ・フォークス・デー」と呼ばれています。1605年11月5日、ジェイムズ一世暗殺のため議会を爆破しようという陰謀がありました。事前に発覚し事件は未然に防ぐことができ、この出来事は「火薬陰謀事件」と呼ばれています。11月5日はその首謀者の一人、ガイ・フォークスに由来する記念日です。王の命が助かったことを祝い、各地で花火を上げたり、火を焚いたり、ガイ・フォークスの人形を燃やしたりするそうです。ストラットフォード・アポン・エイヴォンのような小さな街でも、盛大に花火が上がっていました。知識としては知っていたけれど、いざ花火が上がってみるとびっくりしました。イギリスの花火は迫力がすごいです。(動画は音量に注意です。あと、窓越しに撮ったので、窓の汚れが見えてしまいますが、すみません。) 実はこの事件、シェイクスピア作品と関係があるんです。捕らえられたうちの一人、ヘンリー・ガーネットという人物が、裁判で二枚舌を使い(あいまいな供述をし)、シェイクスピアの『マクベス』に登場する門番がそれについて言及していると言われています。 作品への関連を知ると、歴史を学ぶのも面白く思えてきます。 I saw fireworks last night. I wondered why at first but then I realised that it was a Guy Fawkes Day yesterday! On 5 November 1605, there was a plot trying to blow the Parliament and to kill King James I. It was prevented, and they celebrated that the King was safe. That is said to be the beginning of the Guy Fawkes Day. The day was named after Guy Fawkes, one of the authors of the plot.  This incident is related to Shakespea...

The MAD Museum

The MAD Museumというミュージアムへ行ってきました。MADとはMechanical Art & Designの頭文字を取ったもので、機械仕掛けの作品を色々見ることができました。日本で言うピタゴラスイッチみたいなものがたくさんありました。 自分でつくるコーナーもあり、ビー玉を落とさないようにコースをつくってみましたが、なかなか上手く行きませんでした…。物理が得意な人がうらやましいです。 個人的には、グレムリンがシェイクスピアの肖像画に落書きをしている作品が気に入りました。シェイクスピアの肖像画へ落書きを施した作品はよく見かけますが、それをリアルタイムに動く形で見られるのは面白いと思いました。 A friend of mine took me to The MAD Museum. The "MAD" means Mechanical Art & Design. As the abbreviation showed, there were many works which were mechanical, technological, and well-designed.  Also, there was a section in which visitors themselves could create a course on which marbles ran. It was difficult to design the right course not to drop or stop the marble. I liked the work in which gremlins were vandalising Shakespeare's portrait.

イギリスの映画館 / Cinema in England

先日、イギリスに来て初めて、一人で映画を観に行きました。イギリスの映画館というより、私が行った地元の映画館に限った話かもしれませんが、日本のものとかなり違うなと思ったので記事にします。 座席について 二人掛けの座席が多く、一人用の座席はシアターに数席あるくらいで、予約可能な座席を探すのに少し苦労しました。イギリスでは、演劇もそうですが、皆で楽しむものという風潮があるように思います。 予約時には苦労しましたが、座席は座り心地が良かったです。座席はふかふかでクッション付き、肘掛けのくぼみではなくテーブル付きという、VIP席のような座り心地でした。 上映前 次に気になったのは、上映前のCMが長いこと。映画の予告より企業のCMが多く、30分くらい続きました(笑) それからスタッフがやって来て、「寒くないですか?」などと口頭で聞いてから手動で照明を落とすという、日本ではなかなか見ない上映開始の様子でした。 上映後 上映後に気になったのは、エンドロールの途中で照明がつき、皆帰ってしまうこと。そして飲み物やポップコーンは、座席のテーブルに置きっぱなしで帰ること。上映開始までが長かった反動なのか、上映後はあっさりしているなと思いました。 I went to a cinema alone on the other day. It was my first time to do so in England. There were several differences what it was like in England and in Japan, so I wrote this post. (1) Seats: They had many couches for couple audiences, but there are only a few seats for single audiences, so it was hard for me to choose a seat. However, the seat was more comfortable than that of Japan. (2) Before the film: Trailers were too long! It lasted about 30 minutes before the film start...

Sabai Sabai

Sabai Sabaiというタイ料理レストランに友人と行きました。ストラットフォード・アポン・エイヴォンにはパブの他、イタリア料理、フランス料理など色々なレストランがありますが、アジア料理を楽しめるお店もあります。 私はタイ風のカレーがかかったサーモンと、ライスを注文しました。タイ米はパラパラしていると思い込んでいたのですが、ライスは複数の種類から選べるようになっていました。Sticky Riceと書かれたライスを選んだら、日本のご飯と似たライスが出てきたので、日本食が恋しくなっていた私にとっては嬉しかったです。 A friend of mine took me to a Thai restaurant, Sabai Sabai. I ordered salmon with Thai curry, and rice. There were various choices of rice, and I chose "sticky rice". It tasted like Japanese one. We enjoyed the dinner and chatting in the nice restaurant.