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Showing posts from September, 2021

留学中のトラブル 消費期限編 / Date of best before or use by

賞味期限(best before)と消費期限(use by)の違いは把握しているつもりでしたが、「開封後は3日以内にお召し上がりください」にあたる表記を見逃していて、開封後2週間になるまで同じパックのチーズを食べ続けてしまいました。お腹は大丈夫ですが、うわー…と思ってしまいました。気を付けましょう! I knew a difference between "best before" and "use by", but I didn't notice a sentence saying "once opened, consume within three days". I have eaten the pack of cheese for two weeks! Anyway, my stomach is okay.

Tudor World

Tudor Worldという博物館へ行ってみました。チューダー王朝に興味があるので行こうと思いましたが、それ以外にも面白い展示がありました。 2階建ての博物館ですが、1階の展示はストラットフォード・アポン・エイヴォンの歴史をたどるところから始まりました。7世紀(チューダー時代よりもっと昔!)に始まり、villageとしての起源、townとしての発展…と歴史をたどっていきます。 それからチューダー時代の食事、住まい、シェイクスピアの存在、チューダー王朝の紹介など、私的な暮らしから公的な内容まで網羅した展示が続きます。 2階へ上がるとよりニッチな内容というか、チューダー王朝(特にエリザベス朝)ならではの内容が展示されていました。航海について、魔術や錬金術について、法と罰について、そして疫病について。疫病については現在の世情に通じるところがありますが、それ以外は芝居や本の中でしか見たり読んだりしたことがなかったので、再現とはいえ実際に見ることができて良かったです。 帰り際、シェイクスピアの格好をした人とすれ違いました。ツアーガイドの人だったのだと思います。私はツアーには申し込まず、博物館のチケットしか購入しなかったので、ツアーにも参加すれば良かったかなと少し後悔しています。でも、すれ違えただけでもラッキーかも! I visited Tudor World, which is a museum about lives and dynasties around Tudor period. They exhibit almost everything about the era: foods, bed chambers, William Shakespeare, Kings and Queens, sea voyage, alchemists, public punishment, plague, etc.  When I left the museum, I happened to see a person who dressed like Shakespeare. I guessed he was a tour guide. I didn't join the tour, but it was lucky to see such a person.

The Comedy of Errors at Lydia & Manfred Gorvy Garden Theatre

2021年9月23日、Lydia & Manfred Gorvy Garden Theatreにて The Comedy of Errors を観劇(2時間50分、休憩込み)。とても面白かったです。書きたいことがたくさんあるので、はじめは客観的に、それから主観的に、分けて書いてみようと思います。(と言っても、人間ですので完全に客観視することは不可能ですが…。) 感想~なるべく客観的に~ Lydia & Manfred Gorvy Garden Theatreは、Royal Shakespeare Theatreの屋外劇場です。おそらく仮設なのではと思う作りで、コンパクトな半円形劇場でした。全員着席するスタイルですが、ステージとの距離が近いので、グローブ座のGroundlingとGalleriesのいいとこどりのような劇場だと思いました。 そんな屋外劇場であれば A Midsummer Night’s Dream などが似合いそうですが、今回の演目は The Comedy of Errors 。それでも世界観に引き込まれたのは、劇場の雰囲気に頼ることなく、演出に工夫がされていたからだと思います。劇中の衣装や音楽は、何処のものとも、いつのものとも特定できないような入り混じったもので、その不思議さはアンティフォラスが1幕2場の終わりに言うエフェソスの怪しさに繋がるものだと思います。 小道具や音響は最小限でした。例えばノックの音だけでドアを表現したり、BGMはアカペラだけだったり、という具合です。そのようにシンプルなものでも、それだけで面白いと思えたのは、シェイクスピア初期の喜劇らしいプロットの面白さや軽快さに依るのかなと思いました。シェイクスピアを初めて観劇する人にもおすすめの作品だと私は思います。 プロットといえば、 The Comedy of Errors には二組の双子が登場します。同じ役者が双子の両方を演じ分ける場合もありますが、今回の上演では、アンティフォラス、ドローミオともに二人の役者が双子の兄弟を演じていました(どちらが兄でどちらが弟かはさておき…)。別の役者が演じているにもかかわらず、本当に双子のように見えて、容姿が同じであることによって引き起こされる喜劇を表現するのに成功していたと思います。これは役者の演技や演出のやり方が上手かったからだ...

Katsuo Udon: is it Japanese or Korean?

イギリスのスーパーでも日本やアジアの食品を買うことができます。今日は、先日買っていたKatsuo Udonを食べてみました。日本のカップヌードルと同様、お湯を注ぐだけでつくれるものです。 しかしパッケージをよく見てみると、Authentic Korean style noodlesとあり、韓国風なの?韓国でも麺類のことをUdonと言うの?と混乱してしまいました。 味は日本のうどんだったと思います。かつお節や油揚げまで入っていて、インスタント食品も進化したなと感心しました。日本も韓国もアジアで一括りなのかなとは思いましたが、美味しかったので満足です。 Asian foods are available at supermarkets in England. Today, I tried Katsuo Udon (Japanese noodles with bonito flakes), and I was glad to have Japanese foods here. However, its package said it was "Authentic Korean style noodles". Was it Japanese, or Korean? I was confused, but its taste was good for my Asian stomach.

留学中の発見 時間編 / Timeslot

Shakespeare’s Birthplaceを訪れるための予約をした際、些細な気付きがあったので記事にします。予約の時間についてです。 14時の枠でチケットを事前購入していたのですが、日本人の感覚としては、14時までに行かなければ、というつもりで10分前くらいに着くように向かいました。(そういう感覚は私だけでしょうか?) しかし行ってみると、14時の枠なのだから14時以降に来てくれと言われてしまいました。10分程度だったので待つのはつらくありませんでしたが、小さなカルチャーショックでした。 When I booked a ticket for Shakespeare's Birthplace in advance, my timeslot was 2pm. I thought I should arrive before 2pm, but actually it meant after 2pm. I experienced a tiny but interesting difference between here and in my home country.

Shakespeare Centre and Shakespeare's Birthplace

Shakespeare Centreと、Shakespeare's Birthplaceへ行ってきました。 Shakespeare Centre Shakespeare's Birthplaceに併設する博物館のようなもので、シェイクスピアとその作品についてだけでなく、Birthplace Trustについても紹介されていました。 シェイクスピアに関する絵や彫刻や、アダプテーション作品の紹介を見て、現在まで続く彼の影響力を改めて実感しました。 Acknowledgementsのところには研究者だけでなく、俳優のBen Crystal氏のお名前もありました。また、Birthplace Trustは寄付によって運営がされているようです。こういったところから、シェイクスピアは特定の人々(研究者/舞台関係者/ファン)のものではなく、平たく言えば「みんなのもの」だと思いました。 Shakespeare's Birthplace こちらについては「やっと来ることができた!」という思いが強くあるので、主観的に書きます。 4年前、ストラットフォード・アポン・エイヴォンを観光で訪れたことがありました。当時の私は時間配分を誤って、他の名所には全て行ったのに、一番の見所であろうBirthplaceへ行く時間がなくなってしまいました。いつか絶対またストラットフォードへ来て、今度はBirthplaceへ行きたい、と思っていたので、それが叶って嬉しかったです。 Birthplaceのガイドブックも買ったのでこれから読みます。 I visited Shakespeare Centre and Shakespeare's Birthplace. Both of them are managed by Shakespeare Birthplace Trust. In Shakespeare Centre, I found him loved by various kinds of people: today's researchers, actors, writers in Victorian period, and enthusiasts. As for Shakespeare's Birthplace, this was my first time...

留学中の発見 電車の座席編 / Backward seats

先日ロンドンへ行った時に思ったのですが、イギリスの列車は(私が乗った列車だけかもしれませんが)座席の向きが変わりません。それなので、中心都市から離れていく時には、座席は進行方向を向いているのですが、中心都市へ向かう時には、後ろ向きに走っていく感覚です。あれ?と思い周りの乗客を見てみても、皆さん平然としていたので、これが普通なのかもしれません。小さなカルチャーショックでした。 When I went to London on the other day, I noticed one thing: it's about a direction of seats on a train. On the way from London, seats are set in the direction of travel. However, on the way to London, seats are set backward of movement. As a Japanese, it seemed a little bit strange. Can't trains change directions of the seats? Anyway, I enjoyed travelling to London so it's okay.

The Mousetrap at St. Martin's Theatre

2021年9月16日、ロンドンのSt. Martin's Theatreにて The Mousetrap を観劇(2時間20分、休憩込み)。史上最長のロングラン記録を持つ作品で、ロンドンで絶対に観たいと思っていた公演の一つです。 以前、日本語での上演を日本で見たことがありますが、今回観劇したものは、登場人物の動きや舞台セットなど細部まで似ていたことが面白いと思いました。演出家の趣味が似ていたのか、ト書きで細かく指示されているからなのか、分かりませんが、興味深い点です。 また、劇場も素敵でした。ロビーから既に雰囲気があり、世界観に引き込まれました。2019年にシドニーで、同じクリスティーによる作品・ Towards Zero を観劇した時 にも同じ感想を持ちました。 ただ、好きな台詞の一つを聞けなかったことが残念です。その台詞をカットするとは思えないので、私が聞き逃してしまったのだと思います。リスニング力を鍛えなければ…。 この記事で、"whodunit"を伏せたまま感想を書くのは難しいです。それなので、文章はこの辺で。雰囲気だけでも、写真で伝わればと思います。 On 16 September 2021, I saw and heard The Mousetrap by Agatha Christie at St. Martin's Theatre. It is the world's longest running stage production (69-year-old!), and I'm proud of being part of it. I've seen the play once before, but this was my first time to see it in London. I totally enjoyed. I also liked the beautifully decorated theatre, which reminds me of when I saw Christie's Towards Zero in Sydney. However, I missed one of my favourite lines. I should improve my ...

友人とパブへ / Pub in England

先日、学校の友人とパブへ行きました。イギリスのパブはランチタイムからお酒を提供していて、と言ってもお酒尽くしではなく料理もしっかり楽しめて、良い雰囲気だなと思いました。 演劇についてお喋りをしながら、フィッシュアンドチップスを食べました。日本人にとってはかなりの量!でも、美味しかったです。 A friend of mine, who is familiar with this town, invited me to lunch at a pub. In England, pubs offer alcohol, meals, and coffee from lunchtime, which was surprising to me. We enjoyed chatting, and we tried fish and chips. It was huge to my Japanese stomach, but it tasted good.

The Barber Institute of Fine Arts

バーミンガムにあるThe Barber Institute of Fine Artsへ行ってきました。絵画だけでなく、コインや彫刻も展示されている美術館です。予約は必要ですが、入場無料でした。 作品の時代ごとに展示室が区切られていて、14世紀頃の絵画から近代美術まで楽しむことができました。私の大好きなカナレットの絵画も一点展示されていて、じっくり見てきました。 日本の美術館と比べて驚く点は、ほとんどの作品が撮影可能ということでした。著作権の関係で撮影不可の作品があったり、商業利用は不可という条件があったりしますが、不可でない作品を個人で楽しむ分には撮影可能と入口に表示されていました。日本人の感覚では「スマホのカメラを片手に良いのかな…?」と不安に思いながらも、好きだと思った作品はバッチリ撮影してきました。 絵画は直接鑑賞するのが良いと思っていますが、家に帰った後も見返して楽しめるという意味では、撮影可能は嬉しいですね。 I went to The Barber Institute of Fine Arts in Birmingham with my classmates. The admission fee was free but it was worth visiting. I especially enjoyed a painting by Giovanni Antonio Canale (known as Canaletto). It was amazing that we can take photos of most of the paintings there. I'd like to see paintings in person, but taking photos is also good because they remind me of the pleasure by the paintings.

留学中のトラブル 鍵編 / Invalid key

留学中や旅行中、トラブルが起こりがちです。今日はカードキータイプの鍵が突然効かなくなり、寮に入れなくなってしまいました。運良く、寮の受付の電話番号を控えていたので、電話をかけて相談しました。すると「OK!今アクティベートした」と言われ、そんなに簡単に解決するのかと半信半疑で鍵をかざしてみたら、寮に入れました。拍子抜けですが、無事にお部屋へ戻ることができて良かったです。 このことを経て、思ったことが二つ。 ・小さなトラブルではイライラしない(最初はヒヤッとするけれど) ・大事な連絡先は控えておいた方が良い これからも逞しく頑張ります! The key for my accommodation became invalid suddenly, and I couldn't enter the building. I called the reception to tell the situation, then they solved the problem at once. If it's such a small problem, why did it happen? Anyway, I'm glad to be back to my room.

自己紹介 / Introducing myself

はじめまして、Rena Endoと申します。イギリスに留学中の、演劇好きな大学院生です。 これから、留学のことや観劇した公演の感想などを書いていきたいと思います。 過去の観劇についても、遡ってシェアしていきたいです。 よろしくお願いします! Hello, I'm Rena Endo from Japan. I am currently studying as a postgraduate student at a university in England. I like going to theatres, and I'll write about them in this blog.