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My Neighbour Totoro at Barbican Theatre

2022年11月3日、Barbican TheatreにてMy Neighbour Totoroを観劇(2時間35分、休憩込み)。以下、ネタバレ注意です。
トトロをどのように表現するのか気になっていました。周りの観客もおそらくそうで、トトロが初めて登場した時には、待ってましたと言わんばかりの拍手が沸き起こっていました。トトロは、10人ほどの人形使いによって動かされていました。予想以上に大きかったです。表情や手の動き、耳の動きなどが丁寧に表現されていて、人形の動かし方が上手いと思いました。昨年観劇した、同じRSCによるThe Magician's Elephantに登場した象の動きを思い出しました。
英語での上演でしたが、出演者のほとんどは日本人かアジア人でした。キャストのプロフィールを見ると、このために渡英させたというより、イギリスで活動している日本人やアジア人の役者を集めたという感じでした。イギリスの演劇界で活躍する日本人やアジア人が多くいることに、驚きながらも嬉しく思いました。
観客のほとんどは現地の人だったと思います。日本の作品が元になっているので、9月に観劇したA Night At The Kabukiの時のように日本人だらけだったらどうしようと思っていたのですが、そうではありませんでした。小学生くらいの団体から、子供連れの家族、大人同士の観客など、色々なグループが観に来ていました。そんな観客の反応で意外だったのは、(トトロは別として)カンタが一番人気だったということです。イギリス人からするとシャイすぎて面白いのかなと思いました。日本でも上演してくれたら、観客の反応を比較してみたいです。

(Caution: contains a spoiler.)
On 3 November 2022, I saw and heard My Neighbour Totoro by Royal Shakespeare Company at Barbican Theatre.
I wondered how to express Totoro, a creature. When Totoro appeared on stage for the first time, audiences welcomed it with huge applause. Totoro, which was much bigger than I had expected, was manipulated by around ten puppeteers. It reminded me of the elephant in The Magician's Elephant by RSC in 2021; I thought the company was good at puppetry.
It was performed in English, but most of the actors were Japanese or Asian. According to the profiles of them in the programme, they were actors based in the UK, rather than Japanese- or Asian-based actors visited London for the production. I was surprised but pleased that there were many Japanese and Asian actors who had jobs in the UK.
Although it was a production including Japanese elements, most of the audience members were local people (at least Western people), unlike when I saw A Night At The Kabuki this September, which also included Japanese elements. There were variety kinds of audience members: school groups, families with small children, and groups of adults. Hearing the audiences' responses, I was surprised that Kanta, Satsuki and Mei's neighbour, was the most popular character, apart from Totoro. I assumed he was so shy for English audiences that he looked comical. If the production comes to Japan, I'd like to compare the audiences' responses between in the UK and in Japan.



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2025年12月27日、東京国際フォーラムホールCにて『サムシング・ロッテン!』を観劇(3時間10分、休憩込み)。以下、ネタバレ注意です。 1595年のロンドンを舞台に、シェイクスピアとライバル作家のニック・ボトムの物語が展開されるミュージカルです。史実、シェイクスピア作品、そしてフィクションが入り混じった作品です。2018年に 日本初演 を観てから、楽しみにしていた再演でした。 イギリス・ルネサンス時代をたどれるあらすじと、現代日本の演劇・ミュージカル界をたどれる演出(小ネタ?)で、それらに興味がある人は笑ったり頷いたりしながら観られる作品だと思います。日本初演の時からそう思っていたのですが、今回は演劇やミュージカルへの言及に変化が見られ、7年分のアップデートを感じました。例えば、舞台あるあるが列挙される場面で、今回はハリー・ポッターを思わせる台詞がありましたが、2018年の上演時にはなかった台詞だと記憶しています。これは、舞台ハリポタが2018年には日本未上陸だったからだと思います。また、帝国劇場を思わせる台詞もありましたが、今回の上演では「劇場が…ない?5年後?」という台詞が追加されていました。今年らしい演出だと思いました。 さらに、最近の作品への言及だけでなく、それらを楽しむ観客の様子も反映されていたと思います。『サムシング・ロッテン!』には、ナイジェルという詩人と、ポーシャという清教徒の娘が登場し、二人は恋に落ちます。二人ともシェイクスピアが大好きです。シェイクスピア愛を語る場面での二人の熱量を見ていると、恋仲でありながら推し活仲間でもある二人に見えました。2018年の上演時にはそのような印象を受けなかったので、今の推し活文化を反映した演出だと思いました。他の国では見られない演出かも、とも思いました。 普段、再演を観劇する時には「新しいことに気付けた自分、成長したなぁ」と思って嬉しくなることが多いです。今回はそのような内側を向いた感想ではなく、演劇・ミュージカル界の変化や人の変化を感じられるものでした。

自己紹介 / Introducing myself

このブログを見てくれてありがとうございます。Rena Endoです。日本に住みながら、イギリスの大学院の博士課程(ディスタンスラーニングコース)に所属しています。 It's Rena Endo, living in Japan but attending a British university by distance learning. Research / Activity イギリス演劇を研究する大学院生・大学講師として、劇場と教室を繋ぐ存在になりたいです。その目標のための、学会発表や論文投稿、劇場でのレクチャーについて、お知らせや報告をしていきます。 I'm a PhD student studying the English drama and a Japanese theatre industry. I also teach at universities. My ambition is to be active at a classroom and at a theatre; I encourage students to enjoy stage productions (in addition to studying by turning a page), and I give academic (but not-too-formal) lectures to theatre enthusiasts at a theatre. I write about such activities in this blog. Theatre イギリス演劇以外にも、色々なジャンルの舞台芸術を鑑賞することが好きです。観劇の感想を投稿していきます。日本語と英語の両方で書いていくので、英語圏の友人にも読んでもらえたら嬉しいです。日本にはこんな舞台作品があるんだよ!と伝えたいです。 I enjoy seeing various kinds of theatre productions. When I see a performance, I write about what I see and how I think about it. The posts are written both in Japanese and in English, so I...