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Showing posts from December, 2021

ドギーバッグ / Doggy bag

先日、友人とレストランへ行きました。料理を美味しくいただいたのですが、量が多くて食べきれず…。そんな時、お店の人に頼んで持ち帰り用に包んでもらいました。英語圏ではこれをドギーバッグと言います。持ち帰って犬に食べさせるという建前からきた言葉だそうです。 フードロス対策への関心が高まっている今、日本でも普及すると良いなと思います。包んでもらったフィッシュアンドチップス(のフィッシュだけ)は、その日の夕食になりました。結構しっかりした容器に入れてもらえたので、繰り返し使いたいと思います。 On the other day, I enjoyed a big meal at a restaurant. I couldn't eat all, but a staff there offered to make me a doggy bag. The system has not yet been common in Japan, but I hope it to be common in the future.

クリスマス / The Christmas Day

イギリスに来て初めてのクリスマスを過ごしました!日本のものと異なり、新鮮な体験だったので、記事にしようと思います。 食事 イギリスのクリスマスはイブより当日の方が大事で、イブには何もなかったのですが、当日は朝から準備をして午後4時頃に豪華な食事をしました。昼食と夕食を一緒にしたようなメニューでした。 クラッカー イギリスには3つ連なった形のクラッカーがあり、両側から引っ張ると真ん中のクラッカーに小さなプレゼントが入っています。食後に皆で開けました。 私のクラッカーにはハンドジェルが入っていました!この時期に嬉しいプレゼントです。 プレゼント プレゼントをかけてカードゲームをしました。来年の運を使い切ってしまったのか(そうだとしたら怖い)、6回勝ち、たくさんのプレゼントをもらってしまいました…! 日本では恋人たちの季節というイメージが大きいですが、西洋では家族と過ごす日で、私は大家さんとその親戚の集まりに入れてもらいました。楽しかったです! I experienced my first Christmas in the UK. Here, the Christmas Day is more important than the Christmas Eve, which is different from Japanese way of celebrating Christmas. On the Christmas Day here, we started cooking from morning and had a big meal between lunchtime and dinnertime. I enjoyed having a meal, talking to each other, having presents, and doing a small game.  In Japan Christmas is said to be for lovers, but here it's a day for families. I joined my landlady and her family, so I didn't feel lonely.

Yakinori

バーミンガムにあるYakinoriというジャパニーズレストランに行ってみました。まずお店の名前、日本語だけれど料理の名前ではなく材料の名前…何故?と思いました。 お店に入ったら、英語で接客してもらいましたが、店員同士は英語でも日本語でもない言語を話していました。聞き耳を立てるだけでは何語か分からず…それも謎でした。 そんな面白いお店でしたが、料理は美味しかったです。日本食が恋しくなったらまた行きたいです。 I tried a Japanese restaurant called Yakinori in Selly Oak, Birmingham. "Yakinori" is not a name of a meal but a name of an ingredient. That sounded interesting for me. Staffs in the restaurant spoke to me in English, but between them they spoke in another language: not English nor Japanese. I couldn't figure out which language they were speaking. That was a mystery for me. That being said, the meals tasted good. I want to go to the restaurant again when I visit Birmingham or when I miss Japanese meals.

Shattered Faces of Piyar Ali at Midlands Arts Centre

2021年12月21日、Midlands Arts Centreにて Shattered Faces of Piyar Ali を観劇(1時間、休憩なし)。シェイクスピアの『ペリクリーズ』にインスパイアされて書かれたという、バングラデシュ生まれの英国人の物語です。 劇が始まるまで知らなかったのですが、バングラ(ベンガル語)での上演でした。それなので台詞の内容は把握できなかったのですが、映像や音楽の使い方が良かったです。小道具はスーツケース一つで、主人公が自我を求めて旅をするという一人芝居でした。だからこそ、言葉が分かればなぁ…という気がしましたが、数ヶ月以内に英語字幕のものが出ると聞いたので、楽しみに待ちたいと思います。 この作品は、私の友人が博士課程の一環として脚本と演出を担当したものでした。会場のポスターには、役者の名前よりも先に指導教員の名前が出ていて、こういった形の研究活動もあるのだと知り驚きました。イギリスの大学院でバングラ(ベンガル語)の作品を執筆するというのは国際的です。脚本・演出家の勇気と指導教員の根気に尊敬の念を抱きました。 On 21 December 2021, I saw and heard Shattered Faces of Piyar Ali at Midlands Arts Centre. The play was inspired from Shakespeare's Pericles , and it was about a Bangladeshi-British man searching the selfhood.  To my surprise, it was performed in Bengali. Then, to be honest, I couldn't understand the character's lines, but I liked how they used video images and music. They say English subtitles will be available in a few months, so I look forward to that time. This play was written and directed by a fri...

留学中のトラブル 電車編 / Cancelled trains

先日、乗るはずだった列車がキャンセルになるというトラブルに遭いました。ただの遅れなら待てば良いけれど、まさかの運行中止で、後続列車も運行取り止めとのことで、どうしよう…と一瞬焦りました。 事前にオンラインで切符を買っていたので、払い戻しなど対応してくれるのかな?と、とりあえず駅の窓口へ。すると「振替輸送のバスがあるからそこで待ってて」と言われ、10分くらいでバスが到着。予定より遅れてしまいましたが、無事に目的地へ到着することができました。 自分の乗る列車がキャンセルになるのは初めてでしたが、駅の表示を見ていると、列車のキャンセルはよくあることのように思います。慣れるまでは一瞬ドキッとしてしまいますが、慌てずに駅員さんに確認するのが良さそうです。 On the other day, the train I wanted to take was cancelled. It was not a delay but a cancel, and the following trains were also cancelled.  As I had booked a ticket in advance, I asked staffs in the station if I could change the ticket or get refund. Then they told me there would be an alternative bus without extra charge. I could arrive at the destination safely (but with a delay).  It was my first time to get affected by a cancelled train, but as information I know there are cancelled trains frequently. It is important to be calm and ask staffs. 

バーミンガムのクリスマス / Christmas in Birmingham

バーミンガムのクリスマスの様子を、写真メインでお届けします! I also enjoyed the Christmas Fair in Birmingham!

ストラットフォードのクリスマス / Christmas in Stratford-upon-Avon

ストラットフォード・アポン・エイヴォンのクリスマスの様子を、写真メインでお届けします! I enjoy the Christmas season in Stratford-upon-Avon!

Jersey Boys at Trafalgar Theatre

2021年12月4日、Trafalgar Theatreにて Jersey Boys を観劇(2時間35分、休憩込み)。"Can't Take My Eyes Off You"などの名曲で知られるミュージカルです。 日本でも上演されていましたが、チケットが取れなかったり、公演中止になってしまったりと、なかなかご縁がありませんでした。上演国は異なりますが、やっと観劇できた…!という嬉しさでいっぱいです。 日本での上演を観てはいないのですが、日本版のCDを買って聴いていました。その上で今回のイギリス版を観劇してまず思ったのは、メインキャスト4名の声質がそれぞれ日本版・イギリス版と似ているということです。特にフランキー・ヴァリ役の俳優(日本版では中川晃教さん、イギリス版ではBen Joyce氏)は、高音になるにつれて歌声が似てくるので驚きました。キャスティング、演出、ボイスコーチのやり方など、様々な段階で類似点があるのだと思います。上演前の段階にも興味を持たせてくれる公演でした。 On 4 December 2021, I saw and heard a musical Jersey Boys at Trafalgar Theatre. This musical was the one I have wanted to see for many years. Finally, my dream comes true! I had a CD of Japanese edition, so I could compare the Japanese production and the West End production. The first thing I thought was that the voices of actors were resemble to each other between Japanese actors and West End actors. As for the role of Frankie Valli especially, the voice of Akinori Nakagawa in Japanese production and Ben Joyce in West End production w...

Measure for Measure at Sam Wanamaker Playhouse

2021年12月3日、Sam Wanamaker Playhouseにて Measure for Measure を観劇(2時間40分、休憩込み)。素敵な劇場で観劇体験ができました。 劇場について Sam Wanamaker Playhouseはグローブ座にある屋内劇場です。17世紀の屋内劇場を再現した劇場で、グローブ座の半屋外劇場が使えない冬場はこちらで公演が行なわれています。 実際に行ってみた感想は、ホームページなどの写真で見るよりずっと小さい!ということです。Pit(半屋外劇場でいう立見席にあたる部分)には座席が4列、Lower Gallery(半円形に囲う客席)には3列、Upper Gallery(その2階席)には4列のみという小さな劇場でした。 17世紀の屋内劇場はロウソクを照明として使っていたため、屋外劇場と比べてコストがかかり入場料も高かったそうです。今回訪れたSam Wanamaker Playhouseは、それに倣っているため照明はロウソクだけでした!(入場料はそれに倣わずお手頃価格だったので安心しました。笑)劇のはじめにロウソクが灯され、その明かりの中で上演が行なわれます。ロウソクの明かりだけでも、役者の表情がしっかり見えるほどの明るさだったので驚きました。 劇について 『尺には尺を』は問題劇というジャンルに属する作品で、上手く上演しないと後味の悪いものになってしまう可能性があります。それでも今回の上演がすっきり楽しめるものだったのは、シリアスな場面とコミカルな場面のメリハリがしっかりしていて暗くなりすぎなかったためかなと思います。登場人物は20人ですが、役者は8人のみで、シリアスな場面もコミカルな場面も演じ分けられる役者の技量は素晴らしいと思いました。 特に印象に残っているのは、ポンピー、マリアナ、ジュリエットの3役を演じ分けたEloise Secker氏です。終演後にホームページで確認するまで同一人物だと気付かなかったほど、コミカルなポンピーからシリアスなマリアナまで演じ分けられる技量を持った人でした。 演出については、ポンピーとマリアナを同一人物が演じるからこそのものだったと思います。劇のはじめにポンピーがタバコをふかしながら登場し、「格好良いな~」くらいにしか思っておらず、休憩明けにはマリアナがお酒を飲みながら登場し、「やさぐれてるな~」...

Tate Britain and Tate Modern

美術館めぐりが好きなので、ロンドン一回の滞在でテート・ブリテンとテート・モダンの両方を訪れるというタイトスケジュールを組んでみました。 テート・ブリテン テート・ブリテンでは、イギリスの美術作品を時代順にたっぷり見ることができました。一番好きだと思ったのは1760年頃の美術作品を展示したお部屋で、私の好きなカナレットの風景画も三点展示されていました。 私がテート・ブリテンを知ったのは2014年、森アーツセンターギャラリーにて開催されていたラファエル前派展へ行った時。「ミレイの『オフィーリア』など、有名な絵画がたくさんあるすごい美術館なんだなぁ」と思っていました。そんな美術館に足を運ぶことができて嬉しいです。今回、『オフィーリア』は見ることはできませんでしたが(貸し出し中だったのか、私が見逃していただけなのか…)、他にたくさんの美術作品を見ることができたので満足です。 テート・モダン テート・モダンでは、その名が示す通り現代の美術作品が展示されています。現代のマスメディアと関係する作品、1960年代のアイコニックな作品、20世紀初頭の前衛絵画などを見ることができました。ですが、その中で意外だったのは、Meredith Framptonによる"Portrait of a Young Woman" (1935)という絵画が写実的だったこと。個人的な感想としては、30年代らしくなく、テート・ブリテンの方にありそうだなと思いました。現代美術とそれ以前の美術の分け方は、年代で区切るのかジャンルで区切るのか、難しいところですね。ちなみにテート・ブリテンの方にも現代美術は展示されていて、1960年頃の作品の展示室もありました。 I visited Tate Britain and Tate Modern. (1) Tate Britain: The most enjoyable part for me was the exhibition room for the paintings around 1760s. I could see three paintings of Canaletto, who is one of my favourite painters. It was disappointed that I couldn't see ...

Guildhall Art Gallery

ロンドンにあるギルドホール・アート・ギャラリーへ行ってきました。ロンドン市が所有する作品を展示しているギャラリーです。常設展も特別展も見応えのあるものでした。 メインギャラリー(常設展)はラファエル前派のコレクションで有名で、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの"La Ghirlandata"などを見ることができました。そしてこの展示室、壁一面に展示された作品群に圧倒されました。 地下では、古代ローマ時代の円形劇場の遺跡を見ることができました。ギルドホールの地下から発掘されたそうで、その一部が展示されています。私のような学生が円形劇場と聞くとどうしても演劇を連想してしまうのですが、当時の円形劇場は闘士の戦いなどを見る場所だったようです。そうは言っても、観客が集まって一緒に何かを見る、と広い意味でくくれば演劇と似ていると思いました。 また、特別展としてノエル・カワード展が開催されていました。劇作家、俳優、演出家、ソングライター、詩人、小説家、画家、映画監督…など、様々な顔を持つノエル・カワード。展示の内容も様々で、手掛けた演劇の舞台写真、衣装、ポスターの他、絵画や映像まで展示されていて、その幅広さが彼の多才さを物語っていました。 特別展は12月23日までですが、常設展も素晴らしいので、ギルドホール・アート・ギャラリー、おすすめです! I visited Guildhall Art Gallery in London. The main gallery is famous for the collection of Pre-Raphaelite Brotherhood, and I saw paintings such as "La Ghirlandata" by Dante Gabriel Rossetti. This gallery had a huge collection of paintings on the wall, and I found it amazing. In its underground, there was an exhibition of Roman amphitheatre. According to the guidebook, fragments of the amphitheatre were...